
療育方針について
~学術データに基づいた療育~
子どもたちは、やがて大人になり、社会の一員として働き、暮らしていきます。
そのとき本当に必要なのは、テストの点数や知識だけではなく、自分らしく生きる力や社会で役立つスキルです。
私たちは、そうした「未来につながる力」を育む療育支援を目指しています。
日本の発達支援は、まだまだ発展途上です。
「医学」「教育」「福祉」「保育」だけでは補いきれない部分を、本来あるべき“療育”の形として整えていきたいと考えています。
そのために「学び舎with」では、職員向けの療育研修制度を導入し、最新の知識や実践方法、学術的な根拠に基づいた支援を学び続けています。
そして何より大切なのは、支援する私たち自身が輝いていること。
一人ではなく、チームで支え合いながら、子どもたちにとっても、支援者にとっても「やりがいのある療育の場」をつくっていきます。

研修講師・村山先生のメッセージ
支援者は患者さん、クライエントさん、利用児者さんとそのご家族の「傘」でありたいと考えています。
「傘」は使う人の傍にいます。
雨の時には、「傘」はずぶ濡れになることを防いでくれます。
酷暑の時には、「傘」は強い日差しから身を守ってくれます。
「傘」は必要なときに、必要な助けを与えてくれます。
支援者も同じです。
患者さん、クライエントさん、利用児者とそのご家族が苦しい時、悲しい時、助けを必要としているときに、傍にいて必要な支援を行う。
でも、天気が穏やかな時には、「傘」はその存在を忘れ去られます。
それは素敵なこと。
支援者も同じです。
患者さん、クライエントさん、利用児者とそのご家族が楽しい人生を独力で歩めるようになったら、我々支援者は忘れ去られる。
そんな状態が患者さん、クライエントさん、利用児者とそのご家族の健康の印です。
「常に傘がないと不安…」
これは支援ではなく、依存です。
最終的に、我々支援者は、「傘」がなくても生きていけると思ってもらえるような支援を行うべきです。
また、「傘」が壊れていたり、弱かったりしたら、役目を果たせません。
雨の時、「傘」が壊れていたら、使う人がずぶ濡れになります。
台風の時、「傘」が脆かったら、使う人は雨風をしのげません。
酷暑の時、「傘」に穴が開いていたら、使う人に強い日差しが照り付けます。
だから、「傘」は健全でなければいけません。
患者さん、クライエントさん、利用児者とそのご家族の助けとなるために、常にイキイキと、健康でいなければいけません。
だから、支援者は健全な「傘」であり続けるべきと思います。
金沢大学 子どものこころの発達研究センター, 文理融合・地域支援分問, 兼任准教授 村山 恭朗



職員の「療育研修」
これまでの療育研修内容
1、発達障がいとは?
2、支援の方法について
3、アセスメントの取り方
4、Vineland-II適応行動尺度の理解
5、傾聴、保護者への対応
6、WISCの理解
7、個別支援計画の書き方
8、事例検討

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